宅建試験合格奮闘記!vol.2 決意からの日々

2016.08.27

それから私は、生活の全てを受験勉強中心に変えました。

子供たちへの犠牲もあったと思います。

娘は家の家事をよく手伝ってくれました。

受験生の私を支えてくれました。(来年は私が支えてあげるからね。)

 

でも、仕事をして家事をして子供たちのことをして、その空いた時間に勉強をする。

それでは全くダメでした。

それでは勉強する時間なんて微々たるものでした。

夏休みの旅行、飲み会、友達とのランチ、趣味のステンドグラス、

夜、テレビを見たり本を読んだりのんびりする時間・・・

やりたいこと全てを我慢しました。

 

「You will never find time for anything.

If you want time you must make it.」

「時間を見つけるなんてできない。

時間が欲しければ、つくることだ。」

 

イギリスの作家チャールズ・バクストンの言葉。

確かに。その通りだと感じました。

 

時間を切り詰め、可能な限りの勉強時間をつくりました。

少しでも多くの勉強時間をつくることに必死になりました。

 

朝起きてから寝るまで、

どこにいても何をしていてもひたすら試験のことを考えました。

 

完璧に覚えるため、単語カードを作り運転中もめくりながら覚えました。

単語カードと言っても

Q 「study」
A 「勉強」

こんなものではありません。笑

 

たとえば民法

Q 自己に登記がなくてもその人に対して自己の権利を対抗できる者は?

A ①詐欺・脅迫によって登記の申請を妨げた者

②他人のために登記を申請する義務のある人

③背信的悪意者(著しく悪質)

④無権利者

⑤不法占有者

 

Q 法定地上権の設定要件は?

A ①設定当時、土地の上に建物が存在すること

②設定当時、土地・建物の所有者が同一であること

③土地・建物の一方又は双方に抵当権が設定されていること

④競売の結果、土地・建物の所有者が別々になること

 

こんな、単語とは言えない単語カードが1000枚以上。笑

書くのでは時間が掛りすぎてしまうから、

得意なパソコンで入力して単語カードをつくりました。

同時にスマホにデータを流し、単語カードアプリでも覚えました。

最後には、ほぼ全て覚えました。

それ以外にも、家中に紙を貼り、料理をしながらも、覚えました。

 

娘の陸上の大会の合間には、車で過去問を解き続けました。

「受かりたい」「受かりたい」そればかり。

ある夜、娘を陸上の練習に迎えに行く途中車の中で、

どうしても受かりたくて、涙が出てきました。

受かりた気持ちが大きすぎて、どんどん涙が流れてきました。

 

そんな中、9月のシルバーウィーク。

この5連休で分厚い3冊のテキストの全てを終え

少しでも早く演習問題に入ろうと意気込んでいる中、

風邪が悪化してしまい、なんと5日間寝込んでしまいました。

 

何もできない、起き上がれない、食事もとれない。家のことも出来ない。

高熱が下がらなくて、横になっていることさえしんどい。

布団の中で単語カードをめくることさえできませんでした。

 

解熱剤を飲んで少し熱が下がった隙に、お風呂に入るのが精いっぱい。

何をしても治らず、焦るばかりでした。

 

5日間寝込んでやっと起きられ、仕事には行けるようにはなったけれど、

その後も1週間、まだ体調は悪く仕事と生活だけで精一杯。

体力もなくて、どうしても勉強することができませんでした。

本当にショックでした。

 

ただでさえ時間が足りないのに、ほぼ2週間のロスタイム。

本当に焦るばかり。このままでは絶対に受からない・・・

 

でも、それでも絶対にあきらめない。最後の最後まで頑張る。

しかも、頑張るだけじゃダメ、受からなくてはなんの意味もないんだ。

一生懸命頑張ることが目標ではない。合格することが目標。

合格しなければ、頑張ってきたことの意味は全てなくなる。

大して勉強しなかったことと同じになってしまう。

「頑張ったんだから。また来年頑張ればいいじゃん」

周りからそう言われたくありませんでした。

 

絶対に合格できるという「自信」を持てるまで、

最後の最後まで、絶対に諦めない。

ここ近年での宅建試験の合格ラインは、

2014年 32点
2013年 33点
2012年 33点
2011年 36点(50点中)

試験問題も、ここ数年だんだん難しくなっていると聞きました。

また、今回の試験より

「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引士」に変わり、

「士業」に格上げということで試験問題がさらに難しくなるのでは、

合格率が下げられるのでは・・・そんな予想が飛び交っていました。

単語カードでひたすら暗記をし、過去問を解きました。

やってもやっても、「これでもう大丈夫」と思えることはありませんでした。

 

そんな中 9月の末頃から次第に、頑張る気持ちとは裏腹に、

気持ちにカラダがついていけなかったのか、体中に蕁麻疹が出始めてしまいました。

 

やっと勉強を再開できるようになったのに、

毎日勉強しながら、日中も夜中もかゆみとの戦い。

すごく辛かった、ものすごくしんどかったです。

ストレスと生活リズムの乱れから

自律神経が乱れて蕁麻疹が出ているのでは。と医師から言われました。

体が悲鳴をあげている??

 

ぬるめのお風呂に入ると蕁麻疹が少し治まったので、

休みの日には一日に何度もお風呂にはいりました。

ひどい部分をアイスノンで冷し、ステロイド剤を飲み、

それでも蕁麻疹は引いていきませんでした。

 

時間がなくても負けない。勉強が辛くても負けない。

ましてや蕁麻疹なんかには絶対負けない。

最後の最後まで、限界まで勉強しました。

 

「もう大丈夫」。前日の夜になり、

自分の思うところまで達した自信をやっと感じることができました。

試験会場で緊張しないか、試験中に痒みに襲われないか、

不安はそれだけでした。

手が震えてしまったら・・・

かゆみで集中できなくなってしまったら・・・

でも、ここまでやりきった自分を信じようと思いました。

やることは全てやったからもう大丈夫。そんな自信がありました。

 

自信と緊張感を抱え、当日を迎えました。